ショートフィールド・ソフトフィールド
本日の訓練は午後からなのでいつもよりたっぷり眠った気がします。太陽が照り付けてくると部屋の温度も上がってくるのでその暑さで目覚めました。午前10時過ぎくらいです。
今日はShort/Soft Field Take-off/Landingを行います。以前やった復習と、より精度を高めるのを目標とします。
まずはShort Fieldの方です。フラップ2ノッチダウンでVr 52でローテーション、その速度のまま上昇します。50ft程度上昇したらフラップをかたづけて通常のVy上昇をします。相変わらずエアスピード52ktの上昇は前が見えなくなるくらいのピッチアップ姿勢なのでちょっとおっかないです。
着陸は通常よりも少し高めにアプローチしてきて、少し早めにフレアをかけ始めます。タッチダウン直前にちょうどフルストールする程度にピッチを調整してちょっぴりドスンとタッチダウン。Yoke full aft状態でフルブレーキ。おぉ、なかなかうまくいきました。もう1回練習してShort Fieldはおしまいです。
次はSoft Fieldです。フラップ2ノッチダウンでYoke full aftでローリングTake off! エアボーンしたらground effectの範囲内で加速します。この時操縦桿をかなり押してやらないとすぐ上昇してしまいます。あわわ、ちょっと上昇してしまいました。80ktくらいになったら通常の上昇姿勢に戻し、フラップをかたづけてVy上昇をします。
着陸は通常と同じアプローチで、フレアも通常と同じですが、スロットルをほんの少し入れてやることにより下降率を通常よりも小さくしてやります。これが結構微妙です。今回はちょっと入れすぎたらしく、なーかなかタッチダウンしなくて焦りました(^^;)。そのかわりタッチダウンはとーっても滑らかです。あと、タッチダウンした後スロットルをオフにするのが遅れて、なーかなかノーズが落ちなくて焦りました(^^;)。基本的にうまくいきましたが、もう少しピッチアップ姿勢の方が良いようです。どうも最後のスロットルに気をとられ、いつもと同じピッチがとれません。もう2回練習しておしまい。
一休みした後、今度はソロでShort/Soft Field Take-off/Landingを練習してきます。またまた教官曰く「じゃあ適当にプリフライトして1時間くらい練習して帰ってきて」。
もう一人で飛ぶことは特に不安もなく全く問題ないです。Shortの方を2回、Softの方を3回練習してきました。Soft Field Take-offのground effect内で加速するっていう感覚が今度は良く意識できました。
というわけで本日の訓練はおしまいです。明日は天候に問題が無ければ、Blytheにクロスカントリーに行ってきます(120nmくらいの道のり)。それがNGならGillespieにてソロのタワーオペレーションです。どっちにしろイメージトレーニングしておかないと。
そろそろレンタカーのガソリンがないので、ホテルに帰る途中にTEXACOにより給油してみます。前回苦渋をなめているだけに、今度こそはとあらかじめSkylineのスタッフに給油の仕方の一般的なやり方を教えてもらってきました。
さて、機械にクレジットカードを入れて、素早く抜くっ! …あれっ? やっぱエラーになるなぁ(;_;)。もう一度…あれぇーー? と、ここで機械に書いてある絵を見ると、クレジットカードの磁気の部分の向きがいかにも表裏逆に思えます。カードをひっくり返してリトライ…。やっぱだめぇ? 一体どうなっているんだ? とあつくなりまくっていると、店員がそばにやってきて「へい、旦那、どうしたんだい?」とカードを通してくれます。そのやり方を見て気が付きました。クレジットカードの磁気の面の方向はあっていましたが、その上下方向の位置を指定された向きにしないとクレジットカード情報を読み取ってくれないんですね。
つまりカードには表と裏があって、しかも上下があるので、全部で4通りの挿し方の可能性があります。図解すると、以下の4つのうち、
正解は(3)だったのですが、私は(1)とか(4)でトライしていたんですね。わかってしまえばなんてことは無いんですが、どの方向にも挿せるような機械のデザイン(認知心理学的な)というのはいかがなもんかと思う今日この頃です(^^;)。