VOR・Lost position・Diversion
朝起きたら既に9:10! 慌てて仕度をしてSkylineに向かいます。モーニングコールや目覚ましに全然気がつきませんでした(^^;)。
本日も朝からむちゃくちゃ天気が良いです。今日の訓練はVORのトラッキングとロストポジション、Diversion (予定地の変更)です。
いつもと違ってstraight-out departureします(大利根での訓練みたい)。ヘディングを260に向けて、POGGI VORの336ラジアル(from)に向かいます。VORのインターセプトは大利根で既に経験済みなので、特に戸惑うことはありません。
インターセプト角を30度にして標準旋回でインターセプトする、ということは特にせず、適当に判断してインターセプトして良いとのこと。でもここは大利根での経験を生かして、あらかじめCDIの1目盛り分の動きを覚えておいて、それを参考にインターセプトを開始してみます。インターセプト角が60度強なので、CDIがあと20秒強でセンターにくるであろう位置から旋回を開始します。そうするとぴったりとインターセプトすることができました。このラジアルをトラッキングしながら進みますが、そんなに風が強くないので特に大きなWCAをとる必要はなく、うまくトラッキングできました。
今度はOCEANSIDE VORの266コース(to)をインターセプトします。これも特に問題なく、ぴったりとインターセプトできました。このままトラッキングを続けます。toで向かっているので、VORに近づくにつれCDIの振れが大きくなりますが、慌てて針を追うことをしないで、緩やかに修正します。チャートとDMEを併用して現在位置を確認しながら進みます。
OCEANSIDE VORは海岸線の近くにありますが、海岸線に近づくにつれ、低空に雲が一面に存在するのが見えてきます。これが噂のマリンレイヤです。初めて見ましたが(しかも上空から)、なかなか見事なものです。
さてここからロストポジションの手順を行います。 フードをかぶり、教官の指示で高度やヘディングを次々に変えます。もうすっかり自分がどこにいるのかわからなくなります。
フードをとって旋回(Circle)をしながら上昇(Climb)します。この時点でまわりの景色やチャートから現在位置がわかればそれで良いのですが、フリーウェイが見えるものの残念ながらこれだけでは特定できません。そこでクロスチェック(Cross-Check)としてVORを使ってみます。先ほどのVOR 2つを使ってfromでCDIがセンターに来る位置を探します。チャート上で2つのラジアルが交わる位置をDMEも併用して特定します。ほぼ正解の位置を特定できました。
この間ずっと上昇旋回していなければならないのですが、どうしても無意識にレベルに戻してしまいます(^^;)。気をつけないと。
次はDiversionです。教官が「ではこの空港に行ってください」と指示します。Pauma Valleyという空港です(プライベートなので空港というより飛行場って感じ)。現在位置からその空港までのMCを特定して(60度くらい)、そこに向かいます。距離とエアスピードからETEも求めておきます。90ktsで15nmくらいなので、10分くらいで到着するはずです。
チャートを見て現在位置を確認しながら進みます。もうそろそろこのあたりなんだけどなぁ、と思って見ても良くわかりません。Ramonaより小さい空港のようですので、そういう大きさっぽいものを探します。あ、あった! あれかぁ。なんかですね、町の道と枯れた川に紛れていて、知っている人じゃないとよくわからないような場所なんですよ(^^;)。
さてRamonaに戻ります。これもチャートを見て、自分で適当に判断して戻ります。チャートによると、ほぼ南に向かえば良いようです。途中Lake Wohlfordを目印にしてMt. Woodsonに向かいます。
今回はフルストップ1回だけです。エアスピードに気をつけながらちょっと高めでアプローチします。フレア…あ、今度は浮いてしまいました(;_;)。またしてもちょっとドスンというランディングです。うーん、まだ感覚が復活してないなぁ。でもまぁ大きな問題がなく自分で降りてこられるんだから良しとしておきます。
午後からは明日行くクロスカントリーについてNAV Logのレビューと、天気情報の取り方の座学です。自分で作ったフライトプランですが、特に大きな問題もないようですので、これで明日行ってみます。あ、帰りのNAV Logをまだ作っていないので、これは宿題です。
というわけで3日目は終わりです。