2002/08/26(月)

Van Nuys経由で帰路

本日は昨日より天気が良いです。朝方BKNな感じでしたが、徐々に好転して、ホテルを出る頃にはすっかりSKCです。TAFの通り。良かった(^^)。

チェックアウトする時に対応してくれたおばちゃんはまぁ感じは良かったです。空港に行くためのタクシーも呼んでくれたし。

表で待っているとタクシーがやってきました。でもまたこのタクシーの運転手さんもなんだかあやしい。見た目も怖そうで、かなりの巨漢です。無線で交信する言葉も英語ではありません。来た時とは別の道でフリーウェイに入ったりしたのでちょっと大丈夫かなと思ったんですが、すぐに降りて無事SNSに到着。ところでこの運転手さん、メータをスタートさせるのを忘れていて途中からスタートさせたので、メータが$2ちょっとを示しています。でも「$9だ」と言うので、その通り渡しておきます。昨日のタクシーでもチップ込みで$9だったので、良しとしましょう。

それにしてもこの町はちょっと思ったような雰囲気の場所ではありませんでした。ホテルといい、タクシーといい、夜の町といい、どうもあまり陽気な感じがしないし、”Salinas” という「響き」から想像する町とは違うというか。うーん、イマイチだったなぁ。ひょっとして我々はたまたま悪い所だけ見てしまったのでしょうか。誰かSalinasのいいところがあったら教えてくれー!

【後日追加】あくまで個人の感想です。

ターミナルのオフィスに行って「正直に」overnight tie-down feeを払います($3)。さぁ出発しましょう。

本日のフライトはNRKの担当です。今の天気ならVFRで出発できます。ATIS聞いてグラウンドにタクシーを要求します。R/W 31です。タワーにコンタクトしてleft downwind departureを要求。R/W 31から出発! 昨日と違って良い天気なので気持ち良いです。

Big Sur VOR、Moro Bay VOR、Gaviota VOR、Fillmore VORを経由してVan Nuys (VNY)へ向かいます。Airtel Hotelのレストランでちょっと遅めの昼食を取る予定です。

VNYが近づいてきました。ATISを聞きます。R/W 16R/Lを使っているようです。タワーと交信。でもタワーはかなり忙しそうです。さすが「全米で最も忙しいジェネアビ空港」と言われるだけあります。

かなり近づいてベースに入ってもまだタワーから何も指示がありません。タワーは他のトラフィックをさばくのにいっぱいいっぱいという感じです。ついにはファイナルターンの位置まで来てしまいました。まだどっちのR/Wを使うかの指示ももらってません。これはまずい。ちょっとここで私がラジオを担当してタワーに隙間を縫って確認します。ファイナルターンをしつつようやくコンタクトできて “cleared to land” です。でも “which R/W?” と聞かれたのでR/W 16Lをリクエストします。かなり焦りましたが、無事R/W 16Lにタッチダウン。

グラウンドにコンタクトして、Airtel Hotelのparkingへのタクシーを要求します。Airtel Hotel parkingに駐機して、ゲートに設置されている電話でホテルの係りを呼び出してゲートのロックを開けてもらいます。このあたりは以前ここへ来た経験が生きています。でも今回は「ホテルのフロントでチェックインして下さい」と言われます。あれっ? 前回はそんなこと言われなかったような。

ゲートからホテルの敷地に入ってフロントでチェックインします。といっても機体番号を登録するだけです。登録しておかないとパイロットの費用でどこかFBOにトーイングされてしまうようです。

前回来た時には確かLandings Restaurantってのに行ったような気がするんですが、Landings Restaurantは14時までしかやってないようです。Pilots Guideに載っているもう一つのAmelia’s Restaurantってのは22時までやっているようなので、それに行きたいのですが、なんだかそれもやってないような。あれあれ? しかたないので、そのまた近くにあるThe Clipper Cafeで遅めの昼食を取ることにします。でもこのカフェはPilots Guideに載っていません。はて? ここでスパゲッティを食しました。大変おいしゅうございました。

一休みして、さぁ最終レグです。最終レグもNRK担当です。ATIS聞いてグラウンドにコンタクト。そうすると “taxi to 13F for intersection departure, R/W 16R” です。ちょっとこのあたりややこしかったので、ラジオは私が担当しています。

13Fでタワーにコンタクト。straight-out departureの許可が下りました。R/W 16Rから出発! 相変わらずタワーはものすごい忙しさです。5nm outで周波数チェンジを要求すると、ものすごい早口で “Cherokee 8422D, frequency change approved, good day” と言われます(^^;)。

3500ftまで上昇して、Santa Monica VORの132°ラジアルに乗ってLA SFRAを通過します。Thomas Bridgeまで3500ftで進んでここから5500ftに上昇。あとはOCN VORを経由してRNMに無事到着。

ついにSan Joaquin Valleyを制覇しました! しかも往復です(当たり前か)。Yosemiteにも寄れたし、SNSでILSアプローチもしたし、commercialのロングクロカンもやったし、なかなか良いフライトでした。お疲れ様でした!

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