A private pilot may carry passengers…
本日は訓練のない初の日です。初めて教官以外の乗客(TKDさんとNRKさん)を乗せて飛ぶことにします。初めてということで、既に行ったことのあるThermalを経由してBlytheに行くことにします。TKDさんのクロカンの予習にもなればと思います。
WXをとってNAV Logを完成させてフライトプランを登録しておきます。
TKDさんがコパイ席に乗ってNRKさんが後ろに乗ります。おぉぉ、こういう状態で飛び立つのは初めてですが、なんともいいもんですねぇ。TKDさんにはナビゲーションの補助をしてもらうことにして、ラジオやVORの周波数だとかラジアルの選択のオペレーションをしてもらうことにします。でももちろん最終的には機長である自分が確認して飛びます。
本日もR/W 9からStraight-out departureで出発! JulianのVORに向います。上空に上がると涼しくて、しかも気流が安定しているのでとっても快適です。天気や視程も良いのでほんと絶好のクロカン日和です。
Julian VOR上でちょうど7500 ft。もう計画とぴったりです(^^)。ここからThermalまで一直線に向います。これだとThermal手前の山を越えたらちょっと一生懸命降下しないといけませんが、あえてそういうことをやってみようということでこのルートにしました。さぁ山を越えたので降下開始。
ThermalのUNICOMに聞くとwind calmなので適当に降りろ、とのこと。R/W 17に向うことにします。Thermalでフルストップしている時間があまりないので、T/Gを2回してすぐにBlytheに向います。Blytheまではひたすら砂漠地帯が続くのでNRKさんは感激していました(^^)。
Blytheに近づいたのでUNICOMにコンタクトしてR/W情報をもらおうとしたのですが反応がありません(^^;)。ちょうどその時聞いたことのあるコールサインのCherokeeがR/W 26から離陸するラジオが聞こえます。Skylineの他の訓練生もBlytheに来ているようです。ということでそのCherokeeに呼びかけてR/Wを確認します。R/W 26のようです。というわけでR/W 26に着陸。
Transient parkingにいくと、太っちょのおじさんがヌボーっと出てきて燃料を入れるか聞いてきますので、満タンに入れてくれとお願いしておきます。フライトプランをクローズしておしまいです。ここで一休み。
帰りはNRKさんが機長で私がコパイです。フライトプランの登録もNRKさんが行います。帰りはBlytheから直接Ramonaに向います。
帰りも良い天気だったのですが、西日になってきてとってもまぶしいです。しかもJulianの山を越えたら全然Ramonaが見えないくらい視程が悪いです。これは前日からの山火事がまだおさまっていないようで、その煙がRamona方面に流れて来ているからのようです。
慎重に降下して行きます。Mt. Woodsonがなんとか確認できました。Ramonaの街やR/Wがほとんど見えないですが、一応地元なので大丈夫です。地形を知っているということは大きいですね。他のトラフィックなどに気をつけながらR/W をover fieldして Mt. Woodsonから R/W 27に向かい無事到着。フライトプランをクローズしておしまいです。
それにしてもいいですねぇ、教官以外の人を乗せて飛べるって。これってすごいことだなと改めて思いますねぇ(^^)。しかし教官が乗っていないということは全ての責任を自分で取らなければなりません。というわけでいつもにも増して他のトラフィックに気をつけて予め予め行動するようにしました。こういう経験がより安全なパイロットになるのに必要なんだと改めて感じました。
TKDさんがナイトの訓練をしている間、NRKさんと他にどこに行こうか相談します。いろいろ候補は出たのですが、結局、
- 1/5 Catalina (ノンタワー) 太平洋に浮かぶ島
- 1/6 Longbeach (Class D) 滑走路が複数交差しているタワー空港
- 1/7 Santa Barbara (Class C) 比較的大規模な空港
というように順番にClassを上げて行ってみることにしました。さっそく自分達なりのルートを検討しておきます。
MRT教官に相談すると、おおむね我々のプランで良いとのこと。Catalinaは保険の都合で1回は教官同乗で行く必要があります。Santa Barbaraも教官に同乗してもらいアプローチコントロールやタワーとの交信の練習をしたいと思います。Longbeachは我々だけで行って修行してきたいと思います。
というわけで本日は終わりです。